夢のあるお願いごとのようですが、もうすこしだけ控えめにおねがいします。
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街中は、短冊や星の飾りなどが彩りを添え
特別感のある一日が始まりました。
ソノヒグラシは、いつもと違う商店街の様子を見渡しながら
いつもよりゆっくりと、高揚感のある足取りで進むと
小さな笹を持った浴衣姿の親子とすれ違いました。
「新しい学校でお友達できますようにって書くの!」
「うん、じゃあこの笹に短冊つけようね」
その声に、ソノヒグラシは思わず立ち止まります。
「とも、だち…!」
視線の先には、笹を配っているコーナーがありました。
今日は、アルバイトの日。
「これで、だいじょうぶ…!」
小さな笹につけた短冊を見て、上手くいきそうな予感がしました。
ふと空を見上げると、ほら
キラキラと星たちが応援してくれている。
七夕に願いを込めて。